コマツは4月1日、最新技術を随所に織り込み、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」(※1)2014年基準に適合したブルドーザー「D27A/P/PL-10」を4月より発売したと発表した。
当該機は、コマツが独自にサイズ展開をしている小型のブルドーザー。国内一般土木向けに定評がありながら、廃番機種となっていた同サイズの従来機「D21-8E0」を顧客の強い要望を受け、排ガス規制対応のほか、作業性・安全性・整備性を大幅に向上させ、新たに開発したモデルチェンジ機種。
小型機でありながら、十分に力強い作業が行える車格に最適化され、エンジン出力と車速を大幅にアップし、時間当たりの作業量は従来機(※2)に比べ24%向上した。また、新たに搭載されたネガティブブレーキやエンジン始動セーフティ機能などにより、安全なオペレーターの作業をサポートする。そのほか、整備面においても大容量プレフィルタの採用で、燃料系のトラブルを未然に防止することで日々の点検・保守作業の負担を軽減する。また、当該機は作業現場に合わせて3つの仕様(乾地、湿地、超湿地)を揃えている。環境に合った最適な機種でお客さまの生産性向上に貢献する。
コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していく。
※1. 通称、オフロード法という。
※2.D21-8E0
【公表価格】 D27A-10:9,400千円、D27P-10:9,800千円、D27PL-10:10,500千円
*工場裸渡し消費税抜き
【販売目標】 D27A/P/PL-10:計150台/年
詳細は、ニュースリリース
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