・環境配慮型最新工場へ建て替え
ナブテスコ(東京都千代田区)は3月22日、総額約50億円を投じて建設機械向け油圧機器を生産する垂井工場(岐阜県不破郡垂井町 1414)を建て替えると発表した。新工場は、2022年7月に着工し、2025年4月に竣工を予定している。
垂井工場は油圧機器事業のマザー工場としての機能を担っており、築60年が経過 したことに伴い、最新鋭の工場建屋および設備に刷新する。
新工場では、安全性・環境性能・品質・生産性のすべてにおいて「ダントツ」のものづくり 工場を目指すとともに、高自動化の実現により需要変動に柔軟に対応できる生産体制を構築する。新工場棟は震度6強の地震にも耐え、過去最高雨量の2倍の排水能力を備えるとともに、 非常用電源や避難所機能を備えることで、災害時の地域貢献も考慮した設計としている。
また、高効率設備の導入、太陽光パネルの設置、および照明・空調電力を抑制することで、 2030年でのSBT1.5 °C目標の実現に向けCO2排出を削減し、環境配慮型の最新工場を目指していく。
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