大阪有機化学工業、約30億円投じ半導体関連材料の新規研究・試作設備を増設

 大阪有機化学工業(大阪市中央区)は3月8日、金沢工場(石川県白山市)における新規研究・試作設備増設を決定したと発表した。

 大阪有機化学工業の電子材料事業は、フォトレジスト市場の成長に伴い、適切なタイミングで設備投資を実行してきたことにより、これまで順調に拡大してきた。

 2021 年5月 21 日に「半導体関連材料の 新規設備建設に関するお知らせ」で公表したとおり、約 45 億円の設備投資を決定している。

 今回の新規研究・試作設備の増設は、引き続き需要の増加が見込まれる同分野の新規材 料の研究開発を推進し、益々高くなる高品質化の要望に対し、今後とも応えていくことを目的としている。

<新規設備建設計画の概要>

対象商品 :半導体関連材料

所在地:石川県白山市松本町 1600-1

着工予定:2022 年5月

完成予定:2023 年4月

操業開始予定:2023 年5月

設備投資額:約 30 億円

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