日立造船、能代山本広域市町村圏組合より一般廃棄物処理施設整備・運営事業を受注

 日立造船を代表とする企業グループは3月9日、能代山本広域市町村圏組合(理事会代表理事:齊藤滋宣 能代市長)より、一般廃棄物処理施設整備・運営事業を DBO(Design/ Build/Operate:設計/建設/運営)方式で受注したと発表した。

 同事業は、能代山本広域市町村圏組合の圏域にある南部清掃工場及び北部粗大ごみ処理工場の 老朽化に伴い、効率的かつ安定的なごみ処理を実現するため、新たに可燃ごみ処理施設と不燃ご み・粗大ごみ処理施設を建設するもの。今回、地域特性を考慮した建築計画や安定稼働の継 続性などが評価され、受注に至った。

 建設後は、同事業のために設立された特別目的会社「あきた白神環境テクノロジー株式会社」 により 20 年間の施設運営を行う。

 日立造船は、1965 年に日本初のごみ焼却発電施設を大阪市に納入して以降、グループ累計で国内 500 件以上のごみ処理施設を納めている。日立造船はごみ焼却発電施設の普及を通じて、今後も SDGs(持続可能な開発目標)達成や環境問題解決に積極的に取り組んでいく。

<受注概要>
発注者:能代山本広域市町村圏組合(理事会代表理事 齊藤滋宣 能代市長)※構成市町:能代市、藤里町、三種町、八峰町

グループ構成:
代表企業 日立造船株式会社
構成員:富士車輌株式会社、株式会社大林組、大森建設株式会社、成田建設株式会社、大髙建設株式会社、Hitz 環境サービス株式会社、株式会社能代タイセイ
協力企業:斎藤建設株式会社、秀栄建設株式会社、田中建設株式会社、有限会社細田土木、工藤電気工事株式会社、株式会社ユアテック

建設地:秋田県能代市竹生字天神谷地 122-1、121-1、122-3、121-4

施設規模:可燃ごみ処理施設(ストーカ式焼却炉:80t/日=40t/日×2炉)、不燃ごみ・粗大ごみ処理施設(5t/日)

事業期間:設計・建設期間 2021年11 月~2026年3月、運営期間:2026年4月~2046年3月

受注金額:173億円(税抜)

 ニュースリリース