パナソニック、新型車載用リチウムイオン電池の生産設備を和歌山工場に設置

 パナソニック株式会社 エナジー社(2022 年 4 月よりパナソニック エナジー株式会社に変更)は、2月28日、グローバルでの事業拡大に向け、新型車載用リチウムイオン電池「4680」の生産設備を和歌山工場に設置すると発表した。

 同社は、急進する電気自動車(EV)の普及に貢献するため、車載用リチウムイオン電池のラインナップ拡充に取り組んでいる。現在、国内の複数拠点で高容量の新型車載用リチウムイオン電池「4680」 の製品開発を行っている。今後は、本格的な生産に向けたモノづくり開発を段階的に行っていく。 和歌山工場において建屋改修を行うとともに、原動設備ならびに生産設備2ラインを設置し、2023 年 度中に生産性の検証および量産を開始する予定。

 同社は、エナジー事業を通じて、幸せの追求と持続可能な環境が矛盾なく調和した社会の実現に貢献 していく。

<和歌山工場の概要>
名称:パナソニック株式会社 エナジー社 和歌山工場
所在地:和歌山県紀の川市打田 612-1
設立:1991 年 4 月
現在の事業内容:リチウムイオン電池用部品の製造
敷地面積:約 100,000 m²

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