シークス(大阪本社:大阪市中央区、東京本社:東京都千代田区)は2月16日、子会社であるタイシークス(以下SET)において、工場面積を拡張すべく新棟の建設を決議したと発表した。
SETは、シークスのタイにおける製造工場として、1988年からバンコク近郊のサムットプラカーン県にて操業している。 2021年には同国の販売子会社であったシークスバンコクと事業を統合し、販売機能と製造機能を併せ持つことで、タイ および近隣のASEANエリアのものづくりのニーズに対応している。
近年タイにおいても、電装化の流れにより車載関連機器を中心とした電子基板実装に対する需要が非常に活況であ り、グローバル顧客とのビジネスが増加していることから、同工場を改築し生産エリアを拡張する。最大60ラインま で生産ラインの設置が可能となる。
今回の新棟建築は現状の建屋の老朽化による改修と生産エリアの効率的な活用が目的であり、今後のグローバル顧 客とのビジネス拡大を見据え生産能力を増強していく。
<概要>
商号:タイシークス(Thai SIIX Co., Ltd.)
所在地:タイ王国 サムットプラカーン県
代表者:浦谷 行信
規模(延床面積):現在: 26,653m² 、拡張後:44,745m²(新棟27,663m²+ 旧棟17,082m²)
日程:第1期 2023年2月竣工 、第2期 2024年6月竣工
投資額(概算):約30億円
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