西松建設、自由断面掘削機の遠隔操作システム「Tunnel RemOS-RH(トンネルリモス-RH)」を開発

・山岳トンネルにおける機械掘削作業の無人化へ

 西松建設は2月24日、ジオマシンエンジニアリング(東京都荒川区)と共同で、山岳トンネル無人化施工技術の1つである自由断面掘削機(※1)の遠隔操作システム「Tunnel RemOS-RH(トンネルリモス-RH)」を開発したと発表した。このほど、実証実験において無人運転時の動作や操作性、安全性を確認した。

 このシステムでは、自由断面掘削機の走行やブーム操作といった切羽における掘削作業に必要な運転動作を車体に設置した複数のカメラ映像で確認しながら、ほぼ遅れなく無線で遠隔操作することができる。

 自由断面掘削機とは、ブーム先端のカッタの回転で地山を掘削する土木機械であり、ロードヘッダ、ブームヘッダ等の商品名で呼ばれることもある。掘削時のブーム伸縮や上下左右への旋回により、任意のトンネル形状に掘削することができる。

 詳細は、ニュースリリース