川崎重工業は2月24日、物流分野において人に代わり荷降ろしを行うデバンニングロボット「Vambo」を2022年3月1日から発売すると発表した。
物流分野では、Eコマース市場の拡大にともなう流通物量の増加に加え、慢性的な労働力不足などにより、自動化へのニーズが高まっている。
今回発売する「Vambo」は、川崎重工製中型汎用ロボット「RS080N」に無人搬送車(AGV)を組み合わせたパッケージ商品。コンテナ内に自動で進入し、大小さまざまな重量物(ケース)の荷降ろしを行う。
一般的なコンテナには、1台あたり1,000個以上のケースが積まれており、従来は人手で搬出していた。「Vambo」は、新開発の3次元AIビジョンシステムとケース取出しハンドにより、1時間に最大600個の荷降ろしが可能。
2022年3月9日(水)~12日(土)に開催される国際ロボット展(iREX2022)の川崎重工ブースにて、実機を展示する予定。
詳細は、ニュースリリース
コメントを投稿するにはログインしてください。