日立建機は2月17日、ホイールローダや部品を製造する播州工場(兵庫県加古郡)の敷地内に「総合棟」を新設すると発表した。総合棟は2022年12月に竣工し、2023年1月より稼働開始を予定している。
日立建機グループでは、現在推進している国内の主要な生産拠点の再編と開発リソースの集約に加えて、これまで以上に働きやすい職場環境の実現のため、土浦工場(茨城県土浦市)の「事務管理棟」(2021年6月稼働開始)と「エンジニアリング棟」(2022年度中完成予定)、龍ケ崎工場(茨城県龍ケ崎市)の「総合棟」(2022年度中完成予定)の新設を進めてきた。播州工場の総合棟の新設は、これまで分散していた既存の複数の事務棟、食堂、更衣室を集約することで、各機能が重なる空間を実現し、従業員間のさらなるコミュニケーションの活性化を図るとともに職場環境の充実を図る。
なお、総合棟の施工開始にあたり、2月17日に地鎮祭を実施した。地鎮祭では、関係者による玉串奉奠(たまぐしほうてん)などが行われ、工事の安全を祈願した。
日立建機グループは、今後も国内主要拠点の再編と従業員の働きやすい環境の整備を通じて、さらなる強靭な事業体質の実現にむけた体制づくりと働き方改革を推進していく。
<播州工場「総合棟」概要>
所在地:兵庫県加古郡稲美町岡2680番地
延床面積:3,593m2(鉄骨造:地上2階建て)
収容人数:130人(執務室スペース)、300人(食堂)、470人(更衣室)
竣工:2022年12月(予定)
稼働開始:2023年1月(予定)
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