コマツ:2022年2月14日
2022年4月1日付け 組織改訂と人事
(1)本社管理部門の組織変更
ダイバーシティ推進活動について、人事関連諸施策と連携しながら従来以上に「多様な人材を認め合い活かし合う環境作り」に重点置いた活動を推進していくため、ダイバーシティ推進室をサステナビリティ推進本部から人事部に移管するとともに、名称をダイバーシティ&インクルージョン推進室に変更する。
(2)建機マーケティング本部の組織変更
①建機ソリューション本部の組織である「ブランド戦略事業部」について、マーケティング部門だけでなく、全社的にブランド戦略を展開・推進していくことを目的に、CMO直轄組織として移管する。結果として、CMOはスマートコンストラクション推進本部、建機ソリューション本部、建機マーケティング本部に加え、ブランド戦略事業部を統括する。
②建機ソリューション本部の組織である「グリーン事業(林業・農業)推進部」について、建機マーケティング本部組織として移管する。建機マーケティング本部に移管することで、スマート林業や農業ソリューションなどのコトビジネスの推進を継続しつつ、林業機械ビジネスの連結業績や販生在、代理店との協力関係を強化し、建機部門とのシナジーを創出してグリーン事業ビジネスのポジション向上を図る。
③国内販売本部の組織となっているエンジン営業部以外の国内営業機能はすべてコマツカスタマーサポート(株)に集約しており、今般、当該部門もKCSJ直轄営業部配下の組織に移管することで、国内営業機能の統一を図る。
(3)CTO室の組織変更
①技術イノベーション企画部と技術統括部の統合
産学連携活動と産産連携活動の相乗効果によるオープンイノベーション活動の向上と人材育成を加速させるため、技術イノベーション企画部を技術統括部に統合する。
(4)開発本部の組織変更
①””コト””系(ICT系)開発センタの組織変更
””コト””ビジネスを更に促進・強化するため、MTSおよび(株)EARTHBRAINとの協業を大幅に強化する必要があることから、具体的な””コト””を、””モノ””も使って実現・開発する部門であるフィールドオートメーション開発センタと自動化開発センタの体制を強化する。併せて、デジタルイノベーション開発センタをデータ解析の専門部門とすることにより、領域問わずロジック開発を実施し、ソリューションビジネスに手段を提供できるようにする。また、ICTシステム開発センタはプラットフォーム開発および””モノ””の開発に注力するものとする。
②平塚地区企画管理グループの統合
平塚地区の企画管理業務の効率化を図るため、先端・基盤技術センタ企画管理グループを、ICTシステム開発センタ企画管理グループに統合する。
③業務部CAD/CAEシステムグループの新設
業務の効率化の更なる加速を図るため、業務部管理グループ内のCAD等システムに関する企画・管理業務を分離し、CAD/CAEシステムグループを新設する。
④油機開発センタの組織改編
将来技術(電動化・自動化)・MBD(シミュレーションのモデル作成・管理)およびソリューションビジネスへの対応を強化するため、油機開発センタのグループを再編する。
(5)特機事業本部の組織変更
生産管理・調達業務の一体化・効率化を図るため、弾薬事業と車両事業に分かれている管理部門を統合し、特機製造所内に管理部を新設する。
コマツの人事・組織(2022年4月1日付)(エクセルファイル)
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