コマツ、連結子会社のコマツキャブテックを吸収合併

 コマツは2 月 14 日、同日開催の取締役会において、コマツの完全子会社で建設機械用キャブ(運転室)および建設機械用エンジン排ガス後処理装置の製造を行うコマツキャブテック滋賀県蒲生郡竜王町薬師 1166)を、2022 年 10 月 1 日をもって吸収合併することを決議したと発表した。

 コマツキャブテックは、建設機械用のキャブおよびエンジン排ガス後処理装置の製造・供給を行っている。2006年のコマツからの出資による子会社化以来、コマツキャブテックはキャブを構成する薄板部品の開発・生産技術を有する子会社として、コマツ製品への安定供給や改善の役割を着実に担ってきた。2021年3月期の売上高は約143億円。

 キャブは建設機械にとって戦略的に重要なコンポーネントであり、今回の吸収合併により、 コマツキャブテックはキャブを含めた薄板部品のマザー工場の一つとなる予定。今後、更なる技術 開発やグローバルな生産調達の強化・促進を図り、製品とものづくりの競争力向上に寄与していく。

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