東京計器グループとサニー・トレーディング、水素関連事業拡大のため業務提携

 東京計器、子会社の東京計器パワーシステム(栃木県佐野市、以下TPS)とサニー・トレーディング(東京都千代田区)は1月20日、水素関連事業において、業務提携契約を締結することで合意したと発表した。

■業務提携の背景と目的

 現在、日本では、国を挙げて水素利用への取り組みが進められており、国内の水素エネルギーシステム市場は、主要な市場の一つとして成長している。なかでも、水素ステーション関連商品は今後も拡大していくことが見込まれている。

 このような環境の下、東京計器、TPS、及びサニー・トレーディングは協力関係を築き、各々が保有する開発・製造・販売・保守サービス等の経営資源を相互活用することにより、水素関連事業をより発展させていくことが可能であると判断し、業務提携を締結することにした。

■業務提携の狙い

 サニー・トレーディングは、東京計器グループの持つ様々な設計・生産・保守サービス力を活用することが可能となる。これによって、より競争力の高い商品提案や顧客要望によるカスタマイズ設計、最適なメンテナンス提供等の各種要求・要望にタイムリーに応えていく。

 東京計器グループは、サニー・トレーディングの持つ販売戦略と販売チャネルを共有することで、水素関連事業のさらなる強化・拡大及び加速化を図っていく。

 TPSとサニー・トレーディングは、これまで水素ステーション向けに水素圧縮装置における製造・販売で協業してきた。今後は、当該事業領域における3社間の高いシナジー効果により、水素の「製造」、「圧縮」、「充填」までのオール・イン・ワン・パッケージ製品の開発・販売へ展開していく。

 詳細は、ニュースリリース