Metso Outotec (メッツォ・オートテック ):2022年1月17日
Metso Outotecは、鉱物事業の統合が完了し、金属事業が好転した後、事業ポートフォリオの次の構造開発ステップを踏み出します。同社は、湿式製錬事業を金属から鉱物に移管することにより、事業領域構造および関連する報告セグメントを変更する予定です。この変更の目的は、鉱物および湿式製錬プロセスにおける機会と相乗効果をより効率的に活用することにより、鉱物処理業界におけるMetso Outotecの収益性の高い成長を加速することです。
湿式製錬を鉱物事業の一部として持つことで、競争力のある完全に統合されたPlanet Positive製品を提供することで顧客サービスを強化し、デジタル化を通じて顧客のプロセスとより緊密に統合することができます。今後、金と電池の化学品事業は、興味深い新しい相乗的成長分野の1つです。
戦略的レビューは、製錬、金属および化学処理、鉄および熱伝達事業ライン、および関連するアフターマーケットサービスで構成される残りの金属事業領域で実施されます。
このレビューでは、金属事業を発展させるための最良の環境と、Metso Outotecの事業ポートフォリオにおけるその戦略的適合性の評価に焦点を当てます。Metso Outotecによる開発、パートナーとの共同開発、または売却を含む、すべての潜在的なオプションが検討されます。このレビューは、Metalsの日常の業務遂行、販売、またはプロジェクトの実行に影響を与えることはなく、これは引き続き全力で取り組んでいきます。
Metso Outotecの財務報告は、2022年1月1日現在の新しいセグメント構造を反映するように調整されます。2021会計年度は、2021年に使用されたセグメント構造に沿って報告されます。
■ Metso Outotecについて
Metso Outotecは、世界中の骨材、鉱物処理、金属精製業界向けの持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューションとサービスの最前線にいます。お客様のエネルギーと水の効率を改善し、生産性を高め、製品とプロセスの専門知識で環境リスクを軽減することにより、私たちは前向きな変化のパートナーです。Metso Outotecは、科学に基づいた目標を掲げて、地球温暖化を1.5°Cに制限することに取り組んでいます。
フィンランドのヘルシンキに本社を置くMetso Outotecは、50か国以上で15,000人以上の従業員を擁し、2020年の売上高は約39億ユーロ(約5,070億円、130円換算)でした。同社はNasdaq Helsinkiに上場しています。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。