■ポイント
・日立は、保有する日立建機の普通株式の一部を HCJI ホールディングス合同会社(日本産業パート ナーズ・伊藤忠商事による間接的な共同出資が予定されている特別目的会社)に譲渡する契約を 締結した。
・日本産業パートナーズおよび伊藤忠商事の支援により、日立建機は、グローバルに事業拡大を加速 することで、日立ブランドの価値向上および Lumada 事業の拡大に寄与する。日立は、引き続き IoT などの研究開発やデジタル技術を活用した部品サービス事業などにおける日立建機との連携に より、Lumada 事業のさらなる拡大をめざす。
・日立は、2023 年 3 月期の個別決算における特別利益として、関係会社株式売却益約 1,500 億 円を、同期の連結決算におけるその他の収益として、事業再編等利益約 770 億円を、それぞれ計上する予定。 本株式譲渡で得られる約 1,824 億円の資金を財務基盤の強化や株主還元、 成長投資の原資として活用し、企業価値のさらなる向上に努めていく。
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㈱日立製作所(以下、日立)は、1月14日、連結子会社である日立建機について、日立が保有する日立建機の普通株式の一部を HCJI ホールディングス合同会社(以下、JIP コ ンソーシアム SPC)へ譲渡(以下、本株式譲渡)する契約を、JIP コンソーシアム SPC と締結したと発表した。JIP コンソーシアム SPC は、日本産業パートナーズ(以下、JIP)が管理・運営・情報提供 等を行うファンドがその持分の全てを保有する特別目的会社である HCJ ホールディングス 2 合同会社と、伊 藤忠商事がその持分の全てを保有する特別目的会社であるシトラスインベ ストメント合同会社が、共同で出資する予定の特別目的会社。本株式譲渡の実行後、日立建機に対する日立の議決権所有割合は 25.4%となり、同社は日立の持分法適用会社となる。
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