・作業者、管理者両方の観点で施工進捗管理を支援する施工録画ソリューション「Solution Linkage Work Viewer Cloud」の提供を開始
日立建機は1月6日、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(以下、オフロード法)」2014年基準に適合した新型油圧ショベルZAXIS-7シリーズのICT油圧ショベルZX135USX-7、ZX200X-7、ZX330X-7の3機種のオプションとして、作業者および管理者の両方の観点での施工進捗管理を支援する施工録画ソリューション「Solution Linkage Work Viewer Cloud(ソリューション リンケージ ワークビューアー クラウド)」を日本国内向けに2022年4月より提供を開始すると発表した。顧客の課題を解決するため、新型油圧ショベルZAXIS-7シリーズのオプションを拡充する。
■「Solution Linkage Work Viewer Cloud」の概要
現在、国内の建設業の顧客は、労働力不足が加速していく中、「安全性向上」や「生産性向上」、「ライフサイクルコスト低減」の課題に直面している。日立建機はそれら課題を顧客とともに解決するICT・IoTソリューション「Solution Linkage(ソリューション リンケージ)」を提供し、顧客のニーズに合わせ、ICT活用工事における各工程別のソリューション、ICT油圧ショベルなどの関連機械や機器、ソフトウエアの販売・レンタルなど柔軟に提案してきた。
「Solution Linkage Work Viewer Cloud」は新型油圧ショベルZAXIS-7シリーズのICT油圧ショベルZX135USX-7、ZX200X-7、ZX330X-7に標準搭載されている施工録画ソリューション「Solution Linkage Work Viewer」*1の機能を拡張したもの。標準搭載されている機能は、機体の近くでスマートフォンを使って稼働映像を確認するのに対して、「Solution Linkage Work Viewer Cloud」は、専用通信ユニットを後付けすることで、事務所など現場から離れた場所でもPCやタブレットを使って、機体に搭載したカメラによる現在と過去の映像をクラウド経由で確認、現場の施工工程を把握できるソリューション。タイムラプス動画により全作業の録画映像を閲覧でき、作業者および管理者の両方の観点での施工進捗管理を支援する。
*1:スマートフォンを車載端末とWi-Fiで接続することで、機体のカメラで撮影・録画した稼働映像を確認できる施工録画ソリューション
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