石塚硝子(本社:愛知県岩倉市)は12月28日、連結子会社である日本パリソン(茨城県猿島郡境町)のPETボトル用プリフォーム新工場を建設すると発表した。総投資額は建屋及び生産設備合計で約130億円。
2021 年5月6日付で公表したとおり、石塚硝子はガラスびん事業の生産拠点である姫路工場生産停止を含む同事業の生産体制再編を決議した。生産停止後の姫路工場については、遠東石塚グリーンペット(台湾の遠東新世紀グループと石塚硝子が共同 出資)がリサイクルPET工場を建設する計画で、併せて同敷地内に石塚硝子子会社の日本パリソンの工場建設を検討してきた。
新工場ではリサイクルPET原料を使用した資源循環型の「ボトル to ボトル」の取り組み を推進し、廃棄物の問題解決やカーボンニュートラルに貢献することで、顧客・社会的ニーズへ応えていく。
<新工場建設計画の概要>
事業内容:PETボトル用プリフォームの製造
総投資額:約 130 億円(建屋及び生産設備) ※ 資金調達計画については現時点で未定。