●年頭所感 千代田化工建設株式会社 代表取締役社長COO 山東 理二

 2022 年 年頭メッセージ要約

 本日 1 月 4 日に千代田化工建設本社にて、当社社長 山東 理二 が従業員に向けて行った「2022 年 年頭メッセージ」の概要。

 記

 コロナの感染状況は昨年後半より落ち着きを取り戻してはきたが、オミクロン株の脅威には十分注意する 必要がある。今年も皆さん一人ひとりの健康と安全が経営の最優先課題であることを、最初にお伝えした い。

 さて、昨年を振り返れば、ヨーロッパで広がった「脱炭素」の波が世界中に一気に押し寄せた年であった。 当社はこの流れをいち早くキャッチし、スペラ水素をはじめとする脱炭素ビジネスに、フロントランナーとして 積極果敢に取り組んできた。一方で、脱炭素社会実現に向けて、トランジションエネルギーとしての LNG の 重要性はさらに高まってきている。 昨年 5 月に発表した再生計画アップデートでは、「2030 年のありたい姿」として、新規分野と既存分野で利 益 50% / 50%を目標としているが、当社の事業環境は今まさにその目標達成に向けて変化していると言 える。新規分野と既存分野のバランスをしっかりと舵取りをすれば、大きなチャンスがやってくると確実な手 応えを感じている。

 そういう事業環境の変化を考慮し、昨年 12 月 27 日に社長交代を発表した。 昨年は海外でカタールやインドネシアの大型案件を受注、国内も医薬・ライフサイエンス分野を中心に受注 を積み重ねることが出来た。フロンティアビジネス本部やデジタルトランスフォーメーション本部も各領域で いよいよ本格稼働に入っている。

 再生計画は軌道に乗り始め、当社は次のステージに入る段階に来ている。これを機会に会長の噫田さん に社長兼任という形でバトンタッチすることにした。私も 4 月以降は特別顧問という立場で、これまでの社長 とは役割は変わるが、千代田の発展に貢献していく。

 今年1年、皆さんの活躍を大いに期待している。

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