日本製鋼所、2022 年春にケミカルリサイクルテクニカルセンターを開設

・世界が求めるプラスチック資源循環型システムの早期実現に向けて

 ㈱日本製鋼所 は12月2日、2022年4月にケミリサイクルテクニカルセンターを開設すると発表した。

 今や地球規模の環境課題となっている廃棄プラスチック(廃プラ) 処理について、同社プラスチックの総合機械メーカーという立場から廃プラをリサイクルするための装置開発を進め、その資源価値の向上に取り組む。

 同社は1990年代から二軸混練押出機を利用したプラスチックのケミカルリサイクルに取り組んできたが、今後の対応可能なプラスチックのの拡大と顧客に対するタイムリーかつ適切な技術サポートを提供する目的で、2022 年4月に広島製作所(広島市安芸区)に設置されている世界最大規模の二軸混練押出機技術開発センターの分室という位置づけでケミカルリサイクルテクニカルセンターを開設する。

 このケミカルリサイクルテクニカルセンターには、同社の二軸混練押出機 TEX と必要な周辺機器を設置し、原料メーカーや製品メーカーとのケミカルリサイクル技術の開発とプラント設計に必要なデータの収集を行う。

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