王子ホールディングス(本社:東京都中央区)は11月30日、ベトナム北部のビンフック省に、新たに段ボール工場を建設すると発表した。
王子グループは、革新的価値創造企業の実現に向けて事業構造転換を推進しているが、その中で「海外事業の拡充」は、大きな柱の一つとなっている。
ベトナムにおいて、同社は 5 箇所(北部地区 3 箇所、南部地区 2 箇所)の段ボール工場を有し、南部地区では3箇所目の新工場建設を進めている。今回、需要の伸びが期待される北部地区で4箇所目となる段ボール工場を新設することで、より一層の事業拡大を図っていく。
なお、今回の新工場は東南アジア・インド・オセアニア地域における 36 箇所目の段ボール製造拠点となる。
<新工場の概要>
現地法人:Ojitex Haiphong 社(王子グループ 100%出資)
建設予定地:ベトナム北部ビンフック省 第三タンロン工業団地
敷地面積:約 63,000m
段ボール生産能力:約75万/月
投資総額:約50億円
稼働時期:2023 年7月(予定)