コマツは11月19日、最新技術を随所に織り込み、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」(※1)2014年基準に適合した中型油圧ショベル「PC170LC-11」を今年11月より発売すると発表した。公表価格は1,780万円(工場裸渡し消費税抜き)、販売目標は年間50台(国内のみ)。
当該機は、2014年基準をクリアした自社開発の新たなクリーンエンジンを搭載し、他クラスの最新モデルで採用している環境対応・経済性(燃費)・ICT・安全性を向上させ織り込むことで従来機(※2)より高性能・高機能・低燃費・低騒音を高いレベルで実現した17トンクラスの油圧ショベルのモデルチェンジ機。
エンジンと油圧システムの可変マッチング制御、メインバルブ・油圧回路のロス低減、高効率油圧ポンプや高効率作動油に加え、新たに採用したファンクラッチ制御や任意に設定したアイドリング時間で自動的にエンジンを停止できるオートアイドルストップにより、機械ポテンシャルを最大限に引き出しながら燃料消費量は従来機に比べ4%(※3)低減している。また、AdBlue®残量レベルをはじめとしたメンテナンス情報をモニター画面に表示することで日々の点検整備やメンテナンスの負担軽減に貢献する。さらに装備品も拡充し、安全面では、ロックレバー自動ロック機能やKomVision(機械周囲カメラシステム)を標準装備することでオペレーターの安全で快適な作業をサポートする。
今後もコマツは「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していく。
※1. 通称、オフロード法という。※2.PC170LC-10 ※3.PC170LC-10比
画像:PC170LC-11
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