日本信号は11月16日 、名古屋電機工業(本 社:愛知県あま市)を通じて、インド共和国ベンガルール中心地区高度道路交通情報管理システム導入計画プロジェクトにおける交通信号システムを受注したと発表した。
インド南部・カルナータカ州の州都であるベンガルール(旧称:バンガロール)は、人口が1,000万人を超える大都市であり、近年の大幅な人口増加により市内の交通渋滞が慢性化している。同プロジェクトは、日本政府に よる無償資金協力により、ベンガルールの渋滞を緩和し、経済活動の活性化に寄与することを目的としている。
日本信号は、29箇所の交差点に設置する信号灯器、信号制御機、交通流を計測する車両感知器、及び中央装置 などを納入し、2022年度(予定)に運用を開始する。
また、運用開始後も5年間のO&M (運用のサポート・メンテナンス)を実施する予定。チェンナイメトロ、デリーメトロ、アーメダバードメトロ等の都市鉄道プロジェクトに続き、今回の受注は日本信号にとって初の インドにおける交通信号システムの受注となる。
長年の経験及び実績で培ってきた「安全と信頼」のテクノロジーを活かし、渋滞緩和を通じた CO2削減や、 様々な交通インフラによる安全で快適な街づくりに貢献していく。