・京都市南部クリーンセンター環境学習施設「さすてな京都」で実証試験
日立造船は11月16日、京都市南部クリーンセンター環境学習施設「さすてな京都」において、四足歩行ロボットがごみ処理施設の一般見学者を対象としたガイドを行う実証試験を2021 年 12 月から開始すると発表した。
さすてな京都は、2019 年に完成したごみ処理施設「京都市南部クリーンセンター(ストーカ式 焼却炉:500t/日=250t/日×2炉、発電出力:14,000kW)」内に設けられた環境学習施設であり、ごみ発電やバイオガスといった環境技術、環境面から見た地域の歴史、地球温暖化、生物多様 性、ごみ減量などについて、体験型を中心とした子供向けコンテンツや映像等を用いた大人向けコンテンツなどにより、楽しみながら学習できる施設。
さすてな京都では、開館日の 10 時からと 14 時から、ガイド付きの「定時ツアー」を行ってお り、ごみ処理施設、バイオガス化施設、選別資源化施設を見学できる。
今回の実証では、独自開発のアプリケーションを搭載した四足歩行ロボット「愛称:プラント」が、 ツアーのガイド役として施設案内や見学者とのコミュニケーション(簡単な質疑応答)に対応する試験を行い、見学者の満足度を確認する。
ごみ焼却は、ごみを衛生的に処理する代表的な技術であり、ごみ処理施設は地域に必要不可欠な 施設。また、小学生などの社会科見学先となるなど、環境を学ぶ場所としても親しまれている。
日立造船は、1965 年に日本で初めて発電設備付きのごみ処理施設を納めるなど、ごみ焼却・ごみ発電の分野において様々な先進的取り組みを行ってきたが、今回の実証の取り組みなどを通じ、今後も先進的かつ地域から親しまれるごみ処理施設の普及に貢献していく。
<概要>
実施内容:四足歩行ロボットの活用による環境学習施設の見学者案内
※四足歩行ロボットによるツアーガイド実施時期等については、京都市より別途発表がある。
実施場所:京都市南部クリーンセンター環境学習施設「さすてな京都」
実証期間:2021/12~2022/3
<さすてな京都>
名 称:京都市南部クリーンセンター環境学習施設(愛称:さすてな京都) 場 所:京都市伏見区横大路八反田 29 番地
連 絡 先:TEL 075-606-2548、FAX 075-606-2549
開館時間:9 時~17 時
休 館 日:水曜日(水曜日が祝日の場合は翌平日)
年末年始(12月29日~翌年1月3日)
画像:京都市南部クリーンセンター
画像:四足歩行ロボット(愛称:プラント)
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