㈱神戸製鋼所が11月5日に発表した2022年3月期第2四半期連結類兼期間(2021年4~9月)業績によると、建設機械部門(コベルコ建機)の売上高は、前年同期比361億円増(19.9%)増の1,940億円、経常利益は、前年同期の47億円から36億円増益(78.7%)の84億円となった。
4〜9月期における油圧ショベルの販売台数は、コロナ影響からの需要回復、インフラ投資の拡大により、東南アジア、欧州を中心に増加した。クローラクレーンの販売台数は、エンジン認証問題の影響を受けた北米を中心に減少した。
2021年度の油圧ショベル販売台数は、中国はインフラ投資の減退に伴う需要減の中、競争激化により減少、その他の地域は半導体不足に伴う部品供給問題などにより減少の見込み。クローラクレーンの販売台数 は、東南アジアを中心に減少する見込み。
2021年度の売上高は前回予想どおりの3,900億円(前年度:3,331億円)、経常利益は前回予想の80億円を45億円(前年度:127億円)に修正した。
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