オークマ、高生産性、高精度と環境対応を両立させる省エネシステム「ECO suite plus」発表

 オークマ112日、脱炭素化社会の実現に向け、省エネルギーシステム「ECO suite」を更に強化し、「ECO suite plus」として進化させたと発表した。

 国際的な脱炭素社会への移行に向けて温室効果ガス排出量削減の取組みが加速している。各企業では、温室効果ガス(GHG)算定プロトコルで定められたサプライチェーン全体の炭素排出量のうち、Scope1(事業者による温室効果ガスの直接排出) Scope2(他社から供給された電気、熱、蒸 気の使用に伴う間接排出)の合計を、2030年を目安に先行して実質0にする目標を達成するため、生産に伴う温室効果ガス排出量の算定と、削減に向けた具体的なアクションが求められている。

 オークマは、顧客の工場では Scope2 に相当する工作機械を使用して部品加工する際の省エネ (CO2 排出量の削減)と、高精度及び高生産性を両立するため、2001 年より、工場や機械の過度 な温度管理と、暖機運転や寸法修正工程を最小化する技術である「サーモフレンドリーコンセプト」 を標準適用した工作機械を順次拡大し、累計 56,000 台以上供給している。また、「サーモフレ ンドリーコンセプト」の技術を応用し、高精度を維持したまま工作機械をアイドルストップする 「ECO アイドルストップ」をはじめとする省エネルギーシステム「ECO suite」を 2014 年に商品 化し、全世界で累計 35,000 台以上を市場投入している。今回この「ECO suite」を更に強化し、 「ECO suite plus」として進化させた。

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