・1~9月の油圧ショベルは53.3%増の4,604台
欧州ビジネス協会(Association of European Businesses:同AEB、所在地:モスクワ)の建設機械委員会(The Construction Equipment Committee:CEC)は10月27日、2021年第3四半期(7~9月)及び9か月間(1~9月)の建設機械販売実績をまとめた。
それによると、7~9月の建設機械新車販売台数は、前年同期比40.1%増の5,711台(前年同期:4,077台)となった。うち主力機種のクローラ式油圧ショベルは前年同期比53.4%増の1,798台(同1,172台)、バックホーローダーは同46.4%増の1,316台(同899台)となった。
また1~9月の建設機械販売台数は、前年同期比46.0%増の15,375台(前年同期:10,531台)となった。うちクローラ式油圧ショベルは同53.3%増の4,604台(同:3,003台)、バックホーローダーは同53.6%増の3,679台(同:2,395台)となった。
Andrey Komov(アンドレイ・コトフ)AEB・CEC委員長(Volvo CEロシア・マネージングディレクター)は次のように述べている。
「今日、ロシア市場は最も急速に成長している市場の1つです。 ロシアの顧客によるフリート(艦隊)の更新と近代化は、私たちの機械が使用されている経済のさまざまなセグメントで、今後何年にもわたって深刻なプロジェクトを成功裏に実施する大きな可能性を生み出します。 成長のレベルは、コンポーネント、ロジスティクス、および施設でのCOVID-19の発生で深刻な混乱に直面しているメーカーの能力によって制限されます。 現在の傾向は続くと予想されますが、ベースが増加しているため、成長率は緩やかになる可能性が高くなります。」
■CEC(建設機械委員会)は、2008年2月に欧州企業協会(AEB)によって設立されました。現在、CECは、ロシア市場の道路建設および特殊機械会社の80%の利益を代表しています。
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