・受注は24.3%増、生産は30.1%増
日本ロボット工業会がまとめた2021年7~9月期(会員ベース)受注額は対前年同期比24.3%の増加、生産額が30.1%の増加と、それぞれ前年同期を大きく上回った。出荷実績をみると、国内向けは自動車製造業向け中心に依然勢いは弱いものの、全体として回復傾向を示した。輸出は、引き続き中国向けを中心とした需要が市場をけん引し、欧米向けもコロナ前の水準となった一方で、一部アジア向けでは実装用中心に減少となっている。各産業で需要の回復・拡大は継続しているものの、新型コロナウイルス感染症の長期的影響や地政学的リスク、部材の供給不足からなる不透明さが需要環境を覆っている。
詳細は、ロボット統計受注・生産・出荷実績(2021年7~9月)会員ベース、ロボット統計(2021年7~9月エクセルデータ)
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