日立建機、中型油圧ショベルZAXIS-7シリーズ4機種、2022年4月より国内で発売

・オフロード法2014年基準に適合

 日立建機は10月28日、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」2014年基準に適合した新型油圧ショベルZAXIS-7シリーズとして、中型油圧ショベルZX120-7(標準バケット容量 0.52m3、運転質量 12.9 t)、ZX135US-7(標準バケット容量 0.52m3、運転質量 14.1 t)、ZX200-7(標準バケット容量 0.8m3、運転質量 20.5t)とZX330-7(標準バケット容量 1.4m3、運転質量 32.8t)の4機種を、日本国内向けに2022年4月1日より発売すると発表した。販売目標は、ZX120-7とZX135US-7の2機種合計で年間2,300台、ZX200-7とZX330-7の2機種合計で年間1,500台を見込んでいる。

 ZX120-7とZX135US-7は、自動車やハイブリッド油圧ショベルZH120-6で実績のある尿素水不要のエンジンを採用し、尿素水の管理や補充の手間を省き、顧客のライフサイクルコスト低減に寄与する。

 ZX200-7とZX330-7は最新油圧システム「TRIAS Ⅲ(トライアス スリー)」を搭載し、作業負荷やオペレータの操作量に応じて最適な油圧制御を行うことで、低燃費と高い作業性を実現している。全機種ともに居住空間を拡大した新設計の運転席(キャブ)を採用し、ロックレバーやマルチモニタ、各種スイッチなどのレイアウトを改善することで、オペレータの居住性と操作性を向上している。

 また、キャブ内のモニターで機体周辺の俯瞰映像を確認できる周囲環境視認装置「AERIAL ANGLE®(エアリアル アングル)」を標準搭載し、安全性の向上に寄与する。

 画像:中型油圧ショベルZX200-7(左)、Z135US-7(右)

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