川崎重工、振動機械事業をアーステクニカに事業集約

 川崎重工業は10月28日、2022年1月1日付で振動機械事業を100%子会社の㈱アーステクニカに事業集約すると発表した。

 川崎重工は、主に製鉄鉄鋼業界や電力業界向けなどに、原材料・燃料を選別する振動ふるいや振動コンベヤなどの製造・販売・アフターサービスを展開してきたが、同業界向けに破砕機事業を行うアーステクニカに事業を集約する。

 今回の集約により、破砕機の前後工程のラインナップを強化し、顧客への幅広い製品提案を可能にすることで、グループ経営の全体最適化および本事業の拡大を図っていく。

 なお、事業譲渡日までに川崎重工が受注した案件に関しては事業譲渡対象外とし、川崎重工が責任を持って完遂する。

<株式会社アーステクニカの概要>(2021年9月30日現在)

本社所在地:東京都千代田区神田神保町二丁目4番地 東京建物神保町ビル

代表者の役職・氏名:代表取締役社長 西 昌彦

事業内容:破砕機の設計、製造および販売、環境リサイクル用機器設備の設計、製造および販売(廃プラスチックリサイクル設備、RPF製造設備、土壌改良設備、各種リサイクル設備など)、粉砕機等の設計、製造および販売、耐摩耗・耐熱等鋳造製品の設計、製造および販売

資本金: 12億円

設立年月日:2003年4月1日

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