大原鉄工所、2021年度 グッドデザイン金賞 および グッドデザイン・ベスト100を受賞

 ㈱大原鉄工所(本社:新潟県長岡市)は10月20日、南極内陸観測用雪上車が、2021年度グッドデザイン金賞およびグッドデザイン・ベスト100(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)に選出されたと発表した。

 新型⾞両は使いやすさと安全性を追求しながら快適な居住空間を実現するデザインへの取り組みが⾼く評価された。同社では今回の受賞を契機にものづくりにおけるデザインの活用を積極的に推進し、ブランドイメージの向上に務めていくとしている。

製品名称:OHARA LAV(開発コード:NAVi)

製品概要:アイコニックな外観と南極には存在しない緑を機体色とした、極寒の環境にも負けない「自走式観測基地」。

 デザイナー:TWOOL株式会社 和田 紘典

■グッドデザイン金賞:その年のすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、高い評価を受けた100点(グッドデザイン・ベスト100)の中からさらに社会の課題に対する取り組みとしての内容、将来に向けた提案性や完成度の高さなど、総合的な観点から、グッドデザイン賞審査委員会が今年度もっとも優れていると評価したデザイン20点に贈られる。

 同社は、地球規模の気候変動に関する南極地域観測事業への寄与だけでなく、温室効果ガスを削減するバイオガス発電機の普及事業・廃プラ処理のための再生プラント設備事業・廃棄物を削減するためのリサイクルプラント事業等の主力事業にも、より一層取り組んでいく。

 画像:上・アイコニックな外観、下・天然木の内装

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