三井E&Sマシナリー、LPGを燃料とする低速ガス燃料機関(ME-LGIP)受注

 ㈱三井E&Sマシナリーは10月15日、三菱造船(神奈川県横浜市)より、LPG焚き低速ガス燃料機関「6G60ME-C10.5-LGIP-EGRBP」を受注したと発表した。機関は、㈱商船三井のグループ会社であるPHOENIX TANKERS PTE. LTD.(所在地:シンガポール)向け、㈱名村造船所(大阪府西区)建造のLPG・アンモニア運搬船(VLGC)に搭載される。

 LPGは、燃焼時に排出する二酸化炭素(CO2)を削減できることに加え、硫黄酸化物(SOx)、粒子状物質(PM)排出の大幅な削減が可能なことから、ME-LGIP機関は、近年LPG運搬船を中心に採用が急速に進んでいる。

 三井E&Sマシナリーは、これまでのガス燃料機関製造の経験を生かし、アンモニア等の代替燃料への対応を一層進め、安全で環境にやさしく経済性にも優れた推進機関を顧客に提供していく。

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