森永乳業は9月21日、機能性ヨーグルトの生産体制を強化すべく、利根工場(茨城県常総市)においてドリンクヨーグルトの製造ラインを増設すると発表した。
森永乳業は2018年に制定した「森永乳業グループ10年ビジョン」において「『食のおいしさ・楽しさ』と『健康・栄養』を両立した企業へ」などを森永乳業グループのありたい姿と定め、「人生100年時代」に向けて、健康寿命の延伸をテーマの1つとして商品の研究・開発を進めている。
森永乳業機能性ヨーグルトは近年好調で、2021年度においては代表的な商品である「トリプルヨーグルト」シリーズが前年比約150%、「ビヒダス ヨーグルト 便通改善」シリーズが前年比約300%で推移している(※)。また、新たに2021年10月より「メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルト」シリーズを発売し、食を通した生活者の課題解決により一層貢献していきたいと考えている。森永乳業の機能性ヨーグルト事業をさらに育成していくべく、ドリンクヨーグルトの製造ラインを増設する。
<増設設備の内容>
工場名:利根工場
設備の内容:ドリンクヨーグルト製造ラインの増設
製造品目:
・「トリプルヨーグルト ドリンクタイプ」
・「ビヒダス ヨーグルト 便通改善 ドリンクタイプ」
・「メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルト ドリンクタイプ」
などの飲みきりサイズ
生産能力:利根工場における飲みきりサイズのドリンクヨーグルトの製造能力 2020年度比約2倍
投資予定額:約25億円
着工・稼働:2021年8月着工 2022年5月稼働予定
<利根工場の概要>
所在地:茨城県常総市内守谷町4013-1
開設:1973年2月
製造品目:ヨーグルト、デザート、ソフトミックス、菌体、充填豆腐
※森永乳業調べ 2021年4月~6月 累計出荷金額前年比