AGCO、精密畜産会社Faromaticsを買収

・スマートソリューションは、顧客の業務の生産性を促進し、動物の福祉を向上させます

 ジョージア州ダルース、2021年9月13日・・・・・農業機械および精密農業技術の世界的な製造業者および販売代理店であるAGCOは、精密畜養殖会社Farm Robotics and Automation S.L. (ファーム・ロボティクス&オートメーションS.L.、以下、Faromatics)を買収したと発表した。

 Faromatics(ファロマティクス)は、ブロイラー鶏を監視し、農家が動物の福祉と農場の生産性を高めるのに役立つ世界初の天井吊りロボット、ChickenBoy の作成者です。ChickenBoyは、センサーの完全なセットを使用して、熱感覚、空気の質、光と音を測定します。また、人工知能(AI)を使用して、健康、福祉、農機具に対するリスクを特定します。

 AGCOのEric Hansotia(エリック・ハンソティア)会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)は、「このファロマティクス買収は、当社のビジネスのあらゆる分野で、業界をリードするスマート農業ソリューションに対する農家の最も信頼できるパートナーであるという当社のビジョンをサポートしています。家畜生産者向けのスマートテクノロジーソリューションを開発し、既存の能力を強化し、お客様の収益性を高めながら動物の福祉を向上させるイノベーションを加速させることに興奮しています。」

 FaromaticsのHeiner Lehr(ハイナー・レール)最高経営責任者(CEO)は、「優れた技術と世界市場のリーチの組み合わせが、動物の福祉と農場の生産性に永続的な影響を与える可能性を秘めている瞬間に達しました。AGCOチームに加わることをとても楽しみにしています。」

■AGCOについて

 AGCO(NYSE:AGCO)は、農業機械および精密農業技術の設計、製造、流通のグローバルリーダーです。AGCOは、Challenger®、Fendt®、GSI® 、Massey Ferguson®、Valtra®などのコアブランドを含む差別化されたブランドポートフォリオを通じて®顧客価値を提供します。Fuse®スマートな農業ソリューションを搭載したAGCOの設備とサービスのフルラインは、農家が持続可能に私たちの世界を養うのを助けます。1990年に設立され、米国ジョージア州ダルースに本社を置くAGCOは、2020年に91億ドル(約1兆円)の売上高を持っていました。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。