ユングハインリッヒ、ZFの生産施設を自動化

　Jungheinrich （以下、ユングハインリッヒ）：2021年9月15日

・8HPコンバーター生産のための最適化されたロジスティクス

・自動化された狭通路トラックEKX516kaが稼働中

・最も狭いスペースでのコンベアシステムを含むラック保管場所

　ユングハインリッヒは、シュヴァインフルトにあるグローバルテクノロジーグループと自動車サプライヤーZFの既存のハイベイ倉庫を最適化しました。将来的には、保管から生産供給までのマテリアルフロー全体が自動化されます。ハンブルクのイントラロジスティクスの専門家は、単一のソースから統合ソリューションを提供しましたが、これは現在完成しています。

　シュヴァインフルトにあるZFのハイベイ倉庫の最初の位置は、パレットケージ、大型プラスチック製ロードキャリア、ユーロパレット用の985ラック保管場所でした。 これらは、長さ17.7メートル、高さ6.25メートルの5つの通路に分散されていました。以前は、生産コンポーネントはセキュリティドアシステムを介して倉庫に持ち込まれ、手動で保管されていました。ラック、狭い通路の保管、セキュリティドアから倉庫への輸送など、このプロセスを完全に自動化するために、ユングハインリッヒは、エリアアクセス制御を備えたラックシステムとコンベアシステムを提供しました。

　パレットとボックスは、将来、コンベヤーシステムに沿ったトリプルコントロール（クリアランス、重量、輪郭コントロール）を通過します。バーコードが自動的に読み取られた後、バーコードは両側のローラーコンベヤーを介してハイベイ倉庫に輸送されます。そこでは、ユングハインリッヒの標準的なEKX狭通路トラックの無人自動バージョンであるEKX516kaが引き継ぎます。ローディングユニットをZF倉庫内の正しい場所に24時間輸送します。通路のラックに沿ったレールは、EKX516kaに電力を供給します。オンボードのバッテリー充電器が装備されています。「誘導ステアリングとその短い設計のおかげで、EKX 516kaは狭い通路での正確なナビゲーションに最適です」と、ユングハインリッヒのプロジェクトリーダーであるSusanne Zitzmann（スザンヌ・ジッツマン）は説明します。

　積み重ねとピッキングに関する通知は、フォークリフトから倉庫管理システムまで手動でスキャンすることなく直接行われるため、効率がさらに向上します。ユングハインリッヒはまた、シュヴァインフルトのZFに、統合されたマテリアルフロー計算機を備えた倉庫管理システム（WCS）を提供しました。

　ZFのプロジェクトリーダーであるDominik Hüllmantel（ドミニク・ヒュルマンテル）とZFのイントラロジスティクスのチームリーダーであるAndre Hofmann（アンドレ・ホフマン）は、ハンブルクの会社に契約を授与したことを説明しています。

　「私たちがユングハインリッヒを選んだ主な理由の1つは、まさにこのオールインクルーシブパッケージでした。EKX516aが運営するラック倉庫は、プロセスの複雑さとスペースの限られた可用性を考えると、私たちにとって効率的なソリューションです。」

　ニュースリリース

　＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。