・分散していた在庫の一元管理、配送経路の簡素化で物流を効率化
㈱クボタは9月10日、苫小牧市内に農業機械の新物流拠点「クボタ ロジスティクス ターミナル苫小牧」を開設し、同日より運用を開始したと発表した。新拠点において外部倉庫や販売会社である㈱北海道クボタ(本社:札幌市西区)に分散する農業機械の在庫を一元管理するとともに、配送経路を簡素化し、物流の効率化を図る。
北海道におけるクボタの農業機械は、外部倉庫を含む苫小牧市内の複数の倉庫から、一旦北海道クボタの各支社倉庫へ配送・保管し、営業所を経由して顧客へ納品していた。北海道内の複数の倉庫では、それぞれの対象地域向けの在庫を保管しており、販売動向によっては偏在する在庫を融通するために支社倉庫間をトラックで移送する必要が生じるなど、物流面での効率化が課題となっていた。
今回、苫小牧市内にあるクボタの既存の倉庫を建替えた新拠点では、北海道内の在庫を一元管理して倉庫間のトラック移送を無くすとともに、配送経路を新拠点から各営業所への直送に切り替え、北海道内の農業機械の物流の効率化を図る。
<新物流拠点の概要>
名称:クボタ ロジスティクス ターミナル苫小牧
所在地:北海道苫小牧市新明町2-2-2
敷地面積:16,524m2
延床面積:8,610m2
倉庫構造:鉄骨造平屋建
投資額:22億円
開所日:2021年9月10日
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