イタリアの建設機械、2021年1~6月は55%増の9,196台

 Unacea (イタリア建設機械協会):2021年7月23日

・輸出入の前向きな傾向。

・パンデミック後の回復の安定性に関する不確実性。

 2021年上半期(1~6月)、イタリア市場に9,196台の建設機械が販売され、2020年の前年同期と比較して55%増加しました。販売台数の内訳は、土木機械が8,834台(+ 56%)と道路機械が362台(+ 44%)です。ただし、2021年の第1四半期から第2四半期までの販売量に直面すると、拡張フェーズでは、先月の傾向に沿って、より抑制された成長(+ 43%)が見られます。これは、パンデミックによる2020年の市場崩壊を考慮して縮小されたものの、イタリア市場の継続的な拡大のダイナミクスを裏付けています。製造業者と輸入業者の両方の販売結果に基づいてUnaceaによって処理されたデータは、昨日(7月22日)Ecomondoが主催した記者会見中に協会によって発表されました。

 セクターの国際貿易データが2021年1月から4月に更新された外国貿易報告書Unacea-CERの更新も発表されました。

 2020年の苦しみ(-21%)後の輸出は、2020年の同時期と比較して29%増加し、8億8,400万ユーロの損失を回復しました。代わりに、ダイナミックな輸入は国内市場の傾向にほぼ従います。2020年12月(0%)は定常的で、1月から4月の間に33%の増加を記録し、4億800万ユーロに達しました。貿易収支は4億7,500万ユーロ(+ 26%)の黒字を維持しています。

 Unaceaの会長であるMirco Risi(ミルコ・リシ)は次のように述べています。

 「第2四半期も増収が確認されていますが、鉄鋼市場のダイナミクス、部品の入手可能性の縮小、物流面の不確実性など、私たちが生きている異常な時期の不確実性が残っています。」

■Unacea (イタリア建設機械協会)について

 イタリアの建設設備協会であるUnaceaは、製造業および商業部門を代表しており、総売上高は35億ユーロ(約4,550億円、130円換算)、雇用量は関連活動を含めて5万人です。Unaceaは、このセクターのヨーロッパ連合であるCeceのイタリアの業界を代表しています。(HPより)

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。