プライメタルズテクノロジーズ、中国、福建鼎盛鋼鉄有限公司向け保守サービスを受注

・保守サービス対象はArvedi ESP プラント全体

・当初の契約期間は3 年

・先進的生産ラインにふさわしい高水準の保守サービス

 プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies、PT社)は8月12日(ロンドン)、福建鼎盛鋼鉄有限公司(Fujian Dingsheng Steel Ltd.)向けArvedi ESP の保守サービスを受注したと発表した。保守対象はArvedi ESP の連鋳機、連鋳機のローラー、圧延機。本件はプライメタルズタンシャンテクノロジーサービス(Primetals Tangshan Technology Services Ltd. 以下、PTTS)とプライメタルズテクノロジーズチャイナ(Primetals Technologies China Ltd.)による共同受注であり、両社で包括的保守サービス、PT社純正部品、高品質な予備品を提供し、修理は長興と唐山にあるPT社工場で行う。また、操業支援、稼働状態監視、包括的トレーニングおよび技術援助もサービスに含まれる。

 福建鼎盛鋼鉄有限公司は2017 年、福建省に設立された。PT社は同社より、電気炉EAF QuantumとArvedi ESP を受注している。PT社独自の製造とメンテナンスのノウハウが、同社の年間生産量240 万トンを確実に実現する。加えて、PT社のオーストリアとアメリカの拠点が持つ専門知識を活用し、当初契約期間の3年間で業務効率と製品品質の向上を図る。PT社の包括的な技術サービスが新設の先進的生産ラインを完璧な状態に保つ。

 PTTS 社は、2017 年8 月に設立された、PT社とHBIS Tangsteel 社の合弁会社。PTTS 社は、HBIS グループを始めとする顧客の連鋳機のオフラインメンテナンス、設備改修、稼働状態監視を行う。約500 人の従業員を擁するPTTS 社は、PT社独自のメンテナンス技術とノウハウを活用し、業務効率と製品品質のさらなる向上を目指している。

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