長瀬産業のグループ会社で、蓄電関連の技術・開発・製造に強みを持つ㈱キャプテックス(本社:愛知県岡崎市)は7月28日、設備投資を行うと発表した。
キャプテックスは、住宅や産業等用途で活用される定置用リチウムイオン蓄電池の開発・製造を手掛け ており、今回の設備投資を通じて、定置用リチウムイオン蓄電池製造の建屋・設備を増設する。
NAGASE グループでは定置用リチウムイオン蓄電池の生産能力向上を通じてエネルギー事業の拡大を目指 しており、今回の設備投資を通じて 2020 年度において8MWh(メガワットアワー/定置用リチウムイオ ン蓄電池の容量を表す単位)の出荷容量を、2022 年度に100MWh までに向上させる生産体制を構築する。生産能力の向上を通じて、日本市場における NAGASE グループの定置用リチウムイオン蓄電池 のシェアを、2022 年度には 10%程度まで拡大する計画。
NAGASE グループは、2021 年度を初年度とする新中期経営計画「ACE 2.0」において、経済価値と社会価 値の追求を掲げている。高性能・高機能な先端技術を用いたエネルギー分野におけるトータルソリューションの提供を通じて、「人々が安心・安全で快適に暮らせる温もりある社会の実現」を目指す。
<設備概要>
設備:建屋 2 棟、生産設備
所在地:愛知県岡崎市舞木町字椎ノ木1-91 (キャプテックス 岡崎工場) 稼働時期:2022 年 4 月(予定)
■ 株式会社キャプテックスについて
長瀬産業の子会社で、リチウムイオン蓄電池モジュール、パック、システムの開発、設計、製 造、評価を手掛けるメーカー。産業向けや家庭向けなど様々な用途に試作開発から量産まで、 リチウムイオン蓄電池のワンストップサービスを提供している。
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