㈱荏原製作所は7月14日、海外グループ会社である合肥荏原精密机械有限公司(HEPM:HEFEI EBARA PRECISION MACHINERY CO.,LTD.,、本社:中国 安徽省 )が、7月8日にオーバーホール工場を竣工しオープニングセレモニーを行ったと発表した。式典には、合肥市政府を始めとする社内外の関係者 合計50名が参列した。また、日本からは執行役 精密・電子事業カンパニープレジデントの戸川哲二氏がオンラインで参加し、祝辞を述べた。
合肥は、近年、深圳や上海などに代表される中国有数の半導体産業集積地を目指し、開発が進められている。HEPMは精密・電子事業の拠点として2018年12月に設立され、ドライ真空ポンプのサービス&サポート事業をメインに展開している。2021年7月の稼働を見込む本工場は事務所も併設し、充実したサービス&サポ―トによる顧客の満足度向上を目指す。
世界的に高まる半導体市場の需要を背景に、荏原グループは、本年4月にドイツ ドレスデンにてドライ真空ポンプのオーバーホール工場の稼働を開始し、ドライ真空ポンプを生産する神奈川県の藤沢工場では自動化による生産能力の拡大を図っている。荏原は今後も「E-Vision2030」で掲げる進化する高度な暮らしの実現に貢献していく。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていく。
<オーバーホール工場の概要>
所在地 中国 安徽省合肥市
工場敷地面積 20,000㎡
投資費用 約 9,480万元 (約14億円)
事業内容 ドライ真空ポンプのオーバーホールおよびサービス&サポート
稼働開始日 2021年7月
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