本田技研、中国でのパワープロダクツの累計生産1,500万台を達成

 本田技研工業(Honda)は7月14日、中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司(本社:北京)が、中国でのパワープロダクツの累計生産1,500万台を達成したと発表した。

 Hondaは、2002年に中国でのパワープロダクツ生産を開始して以来、コア技術である汎用エンジンを中心に、芝刈機や耕うん機などの日常で役立つ「力」となる製品から、発電機などエネルギーを生み出す製品まで、さまざまな暮らしを支える製品を提供してきた。

 2011年には、中国の顧客の生活に根差し、市場ニーズを的確にとらえた製品を提供すべく、嘉陵-本田発動機有限公司 研究開発センターを設立し、刈払機や耕うん機など、中国農機市場に向けたさまざまな中国開発製品を展開している。

 また、中国で生産する多彩なパワープロダクツは、現在、100ヵ国以上の国々に輸出され、中国のみならず世界中の顧客に愛用されている。特に、中国の多様な使用環境に対する研究を通じて磨かれた中国開発製品は、近年、アジア地域へも輸出を拡大しており、グローバル市場においても真価を発揮している。このように、中国のパワープロダクツ事業は、Hondaのパワープロダクツ事業を支える大きな柱の1つとなっている。

 Hondaは今後も、「技術は人のために」という創業以来の精神のもと、中国でのライフクリエーション事業を通じて、世界中の顧客の暮らしを豊かにする新価値の提供にチャレンジしていくとしている。

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