メッツォ・オートテック(Metso Outotec)、ウクライナの鉄鉱石鉱山に複数のミル粉砕機を供給

 Metso Outotec(メッツォ・オートテック):2021年6月22日

 Metso Outotecは、複数のエネルギー効率の高いVertimill®VTM-3000攪拌ミルをウクライナFerrexpo(フェレックスポ)に納入します。これらの垂直粉砕機は、ウクライナに設置される種類の中で最大のものになります。工場が設置されると、Ferrexpoの鉄鉱石選鉱複合施設は大陸で最大のVTM設備になります。このタイプの注文の一般的な値は、配達の範囲に応じて、3,000万ユーロから4,000万ユーロの範囲です。注文は、Mineral(ミネラル)の2021年第2四半期の注文で予約されています。

 Vertimill®テクノロジーは、Metso OutotecのPlanet Positive製品の一部です。高いエネルギー効率、メディア消費量の削減、設置コストの削減、ライナーの摩耗とメンテナンスの最小化により、多くのアプリケーションで他の粉砕機と比較して総所有コストが最小になります。最大6mmのフィードサイズを処理し、30ミクロン以下の製品サイズに粉砕することができます。Vertimill®は、15HP(11kW)から4500HP(3352kW)の範囲の標準的なミルサイズで利用できます。

 Metso Outotecは、いくつかの攪拌ミル技術(Vertimill®、HIGTMミル、SMD)を提供できる世界で唯一のメーカーであり、お客様の用途に最も適した効率的なミルでお客様をサポートすることができます。

■Metso Outotecについて

 Metso Outotecは、世界中の骨材、鉱物処理、金属精製業界向けの持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューションとサービスのフロントランナーです。当社の製品とプロセスの専門知識により、お客様のエネルギーと水の効率を改善し、生産性を高め、環境リスクを軽減することにより、私たちは前向きな変化のパートナーです。

 Metso Outotecは、科学に基づく目標を掲げて、地球温暖化を1.5°Cに制限することに取り組んでいます。私たちは、世界で最も持続可能な企業の2021グローバル100リストで8位にランクされました。

 フィンランドのヘルシンキに本社を置くMetso Outotecは、50か国以上で15,000人以上の従業員を擁し、2020年の売上高は約39億ユーロ(約5,070億円、130円換算)でした。同社はナスダックヘルシンキに上場しています。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。