古河ユニック、中型トラック搭載型クレーン「ユニッククレーン|新型G-FORCE」を発売

 古河機械金属グループの中核事業会社である古河ユニック(東京都千代田区)は6月10日、中型トラック搭載型クレーン「ユニッククレーン|新型G-FORCE」を開発、販売を開始すると発表した。

 「新型G-FORCE」では、アウトリガ張出幅を拡大し、クレーン作業時の安定度を向上させた超ワイド張出タイプを新たにラインナップしたほか、クレーンの主要構造部品の強度アップを図ったことで、クレーンの稼働領域を広げるとともに、クラス最高の吊り上げ性能を実現した。

 また、集中コントロールパネルの一新をはじめ、音声メッセージや液晶ラジコンのディスプレイ表示を充実させ、クレーンの状態を「音声」と「表示」で知らせる機能を追加したことにより、クレーン作業時の安全性も向上させた。

 このほか、新オプションとして、作動油のトラブルを未然に防止する「油温上昇警報装置」や、エンジン回転数を最大約17%低減し環境負荷を軽減する「シングルポンプ・エコ」も選択できるようにした。 “もっと吊りたい”という顧客の声に応えられる、より使いやすい、よりわかりやすいクレーンとなっている。

 ユニッククレーン「G-FORCE」シリーズは、2018年2月に告示された移動式クレーン構造規格の一部改正により過負荷防止機能(モーメントリミッタ)の装着が義務となり、安全強化モデルとして販売している。

 <発売概要>

発売製品:中型トラック搭載型クレーン

・URG370AWシリーズ[超ワイド張出]

・URG370Aシリーズ [ワイド張出]

・URG340Aシリーズ [標準張出]

標準価格:410万円~446.6万円

販売目標:年間2,700台(3機種合計)。

 詳細は、ニュースリリース