川崎重工業は6月8日、ロボットシステムインテグレーターやロボットユーザー向けに、事前に周辺機器と同社製ロボットの接続を検証することで、ロボット導入時に機器接続の検討期間を短縮することを目指すプラットフォーム「K-AddOn」を開始すると発表した。
ロボットの導入には、ハンドやビジョンなど周辺機器との接続が必要。「K-AddOn」は、同社ロボットに接続可能なパートナーメーカーの周辺機器について、同社で接続を事前に検証・認証することで、接続が保証された機器を広く一般に公開するプラットフォーム。
「K-AddOn」登録機器を利用することにより、ロボットシステムインテグレーターやロボットユーザーは、導入時に必要な機器接続の検証コストを削減することができる。
2021年6月には、SMC製の協働ロボット用のエアチャックおよび真空グリッパー、新東工業製の歪ゲージ式力覚センサー、OnRobot社製のロボットグリッパー、㈱キーエンス製の画像センサー、Kyoto Robotics製の3Dビジョンセンサを公開する。
川崎重工では、今後も、幅広い分野でロボットを活用できるよう、ロボットを使う全ての顧客に寄り添う製品・サービスを提供し続けていく。
「K-AddOn」の詳細はこちら。
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