新光電業、約6億円投じて長州出島(下関市)に新工場建設

 業務用機械器具の製造などを手がける新光電業(本社・山口県下関市)は、下関市の人工島・長州出島に新社屋と新工場を建設する。5月27日、山口県が発表した。

下関市が2019年9月から分譲を始めた長州出島「産業ゾーン」の進出第1号で、21年7月初めに着工し、22年7月の操業開始を予定している。投資金額は6億円。

 同社は1950年に設立され、鉄道用試験装置や官公庁向けの高低圧配電盤の設計・施工などの事業を展開している。これまで設計と製造業務が本社と市内の武久工場(武久町)に分かれていたが、同一場所に集約することによって生産性の向上を図り、新規販路開拓を実施するため、長州出島に新工場を建設する。

<新工場建設計画の概要>

事業所名:新光電業株式会社(長州出島工場)

所在地:下関市長州出島10番27号

操業開始予定 2022年7月

投資額:6億円(土地、建物、機械設備等を含む)

計画雇用人数:5人

<新光電業株式会社の概要>

代表者:代表取締役社長 中尾 一人

本社所在地:下関市みもすそ川町11番1号

設立:1950 年(昭和 25 年)10 月

資本金:2,000万円

従業員数:41人

主な事業:業務用機械器具製造業、試験機製造業、高低圧配電盤・制御盤・分電盤・端子盤等、各種盤類の設計製作施工、 鉄道用試験装置等の設計製作施工

 ニュースリリース(山口県)