荏原環境プラント、シタラ興産より廃棄物発電処理施設を受注

 荏原環境プラント(本社:東京都大田区)は5月27日、㈱シタラ興産(本社:埼玉県深谷市)より「(仮称)レガリア 一廃・産廃処理施設建設工事」を受注したと発表した。

 受注した施設は、荏原の独自技術であるTIF(R)流動床焼却炉を導入し、産業廃棄物や一部自治体から受入れる一般廃棄物など、多種多様な廃棄物を安定的に焼却処理する事を目的としている。また、廃棄物を焼却処理する過程で発生する排熱を活用して発電を行い、施設内で使用する電力を賄うとともに、余剰電力は新電力事業者を介して周辺地域に売電することで、電力の地産地消を行う計画。

 荏原環境プラントは、さまざまな地域の課題や顧客のニーズに対応するため、独自開発したストーカ式や流動床式など複数の焼却システム、流動床ボイラ、ガス化システムなどそれぞれの特徴を活かした最適なソリューションと高品質なサービスを提供する事により、再生可能エネルギーの普及と地球温暖化防止対策など持続可能な地域社会の構築に貢献していく。

<工事概要>

工事名称:(仮称)レガリア 一廃・産廃処理施設建設工事(画像は建設予想図)

発注者:株式会社シタラ興産

施設規模:230t/日(1炉)

発電能力:3,200kWh/h

設計・建設期間:2020年12月~2026年7月(商業運転開始)

 ニュースリリース