三井化学、大牟田工場で高屈折メガネレンズ材料(MR)の生産能力を増強

・世界で拡大する需要に対応

 三井化学は5月27日、同社が世界をリードする高屈折メガネレンズ材料(製品名 MR(TM))の生産能力増強を決定したと発表した。

 世界における高屈折メガネレンズの需要は、アジアでの高機能品を求める層の拡大、北米でのポリカーボネート素材からの置き換え需要などから長期的に成長する見込み。同社も、それらの需要拡大に応えるべく、既存プラントを有する大牟田工場で設備を増強する。なお、新プラントは、2023年下期の商業運転開始を予定している。

 三井化学は、これからもビジョンケア材料事業を通じ、「視界品質QOV(*)(Quality of View)」をコンセプトに、視力矯正から、目の健康と快適さまで、より良い視界を追求する製品開発に取り組んでいく。

*QOV:視力の最適化や快適な見え方、目の健康管理、病気予防など目に関わる病気の質、満足度の尺度。

<概要>

対象製品:高屈折率メガネレンズ材料(製品名:MR(TM))

所在地:大牟田工場内

住所:福岡県大牟田市浅牟田町30番地

スケジュール:商業運転開始 2023年10月

 ニュースリリース