・不定形・不規則形状物の柔軟なピッキング・仕分け作業の自動化を可能にするビジョンロボットTriMathの最新技術の実演・検証をトータルで提供
東京エレクトロン デバイス(本社:横浜市神奈川区、TED)は、不定形物のピッキング・仕分け作業用ビジョンロボットシステム「TriMath」の開発および実演を行うロボット施設「東京エレクトロンデバイス ロボットセンター(以下:TRC)」を6月1日に都筑エンジニアリングセンター(横浜市都筑区)内に開設すると発表した。
■施設の概要
TRCは、ビジョンロボットTriMathで様々な不定形物を想定したピッキング、仕分け作業の実演を行う「デモレシピ」や、高品質な作業自動化のコアになるビジョン技術の解説を行う「TriMathビジョン講座」、そして顧客の現場課題の相談を受け解決策を提案する「ビジョンロボット相談サロン」を提供し、TriMathを活用するための導入前の検討から導入後のサポートまでトータルで検証できる施設。購入する前から具体的にどの工程で活用し、どのようにピッキング・仕分け作業を行っていけるのかを検討することが可能になり、顧客の抱える課題を解決する場としてTRCを活用することが可能。また、WEB会議形式でのデモンストレーションの実演にも対応し、多様な形態で利用できる。
TEDは、今後も多様な現場課題解決のためビジョンロボットシステムの開発・高度化を進め、自動化によるお客様の生産性向上をサポートしていく。
【TriMathとは】
ビジョンロボットシステム「TriMath」は、光学機器と独自の画像処理・AI技術(以下TriMathビジョン)をコアにロボット、ハンド、システム制御を連携させた作業ロボットシステム。TriMathビジョンは、製造・物流現場で従来困難であった多種多様な不定形・不規則形状物の柔軟な搬送・仕分け作業を可能にする。対象物と現場業務に合わせて、あらかじめ用意されている「ピッキング」、「認識・計測・検査」、「仕分け」の3つの動作から必要な機能を組み合わせて一つの作業を簡単に構築できる。これにより、現場単位で設計・インテグレーションしなければならなかった作業を大幅に削減し、素早い導入と効率的なシステム運用を実現する。
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