㈱タダノは5月24日、国産最大の地上高と作業半径を誇る高所作業車を5月25日から発売すると発表した。
ハイパーデッキとは、タダノ製品に於いて、最大地上高40m以上の高所作業車の総称で、大きな作業範囲を有する高所作業車。ハイパーデッキAT-530CGは、近年における高所作業のさらなる多様化に応えるべく、従来の40mクラスのハイパーデッキから、大きく性能を凌駕する高所作業車として、地上高や作業範囲はもちろんのこと、安全性、快適性、使いやすさなど、各種機能の拡充をコンセプトとして開発した。
車両は汎用トラック架装の車両総重量25t未満の新規格車として、高速道路や主要幹線道路において通行制限なしで走行可能な車両で、高い機動性を発揮する。また同機の開発にあたっては、ブームをはじめとする主要構造物に対するタダノの蓄積された軽量化技術の反映が、車両総重量25t未満で大きな作業範囲を有する高所作業車の実現につながった。
製品は、地上風力発電設備の建設やメンテナンスなどの環境保全に寄与する現場や、高架道路・橋梁、建築物、大型施設などのインフラの長寿命化につながる現場での稼働が見込まれ、SDGs推進に向けた社会の発展に貢献する製品の一つとして、位置づけている。
<発売概要>
製品名:ハイパーデッキ AT-530CG
最大地上高:52.8m
最大作業半径:26.8m(積載荷重120kg時)
標準仕様価格:13,000万円(税別価格)※シャシ価格を含む。
販売目標台数:年間10台
詳細は、ニュースリリース
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