KYB、完全子会社「カヤバシステムマシナリー」との合併契約を締結

 KYBは5月20日、2021年2月9日付で公表していた完全子会社であるカヤバシステムマシナリー株式会社(KSM)を消滅会社とする吸収合併について、KSMとの間で合併契約を締結したと発表した。合併は、2021年6月25日開催予定のKYB定時株主総会で関連する議案が承認されることを条件として実施、合併効力発生日 は2021年7月1日を予定している。

 KYBは、KYB及びKYBの子会社であるKSMによる免震・制振用オイルダンパーの検査工程等における不適切行為を受け、再発防止策としての「コンプライアンス経営を視野に入れたグループ再編」を推進し、不適切行為の原因とされた人財の固定化、グループガバナンス不備の解消を目指している。

 今回、免震・制振用オイルダンパーの適合化の進捗に一定の目途が付きつつあることから、再発防止策の総仕上げとして合併を実施し、人財ローテーションの活性化、ガバナンス体制の強化、不正リスクの低減を図る。

 詳細は、ニュースリリース

 参考:決算説明会資料