エヌアイシ・オートテック、新工場の名称を「立山第3工場」に決定

 エヌアイシ・オートテック(東京本社:東京都江東区、富山本社:富山市)は5月7日、2021 年3月5日付「固定資産の取得(新工場建設)に関するお知らせ」で公表した新工場について、正式名称を「立山第3工場」としたと発表した。なお、同工場の着工は 2021 年6月初旬、完成は 2022 年3月末を予定している。

 今回の新工場は、富山県中新川郡立山町地区内で3番目の工場(富山県内では4番目)となることから、名称を「立山第3工場」とした。これに伴い、1998 年 10 月より稼働を開始した立山工場(富山県中新川郡立山町塚越)及び 2017 年6月より稼働を開始した立山事業所(富山県中新川郡立山町前沢)のそれぞれの名称についても見直しを図り、立山第3工場稼働後は、立山工場を立山第1工場、立山事業所を立山第2工場へと名称変更することにした。

 同工場は、デジタル家電業界向けの大型で複雑な装置の筐体(構造物)や、小型ロボット専用アルミ架台等の需要の高まりに応えるべく、これらの組立及び完成品の一時保管場所としてスタートを切る予定。また、近い将来には、立山第2工場(現:立山事業所)と同等の機能を持たせ、FA装置(FA:Factory Automation/「自動化・省力化装置」をいう。)、クリーン装置(クリーンブースやクリーンベンチ等のクリーン関連機器)及びロボット関連装置・機器等の設計・製作にも取組んでいく。

 同社では、今後の業容拡大を図るうえで、生産効率を高めるための作業環境の充実は重要な課題と捉えており、同時に将来を見据えての積極的な人材採用を推進し、技術者の増員・増強も計画している。

 なお、既存の立山第1工場(現:立山工場)は、主力製品“アルファフレームシステム”の生産・物流拠点として、また、立山第2工場(現:立山事業所)は、従来通りFA装置、クリーン装置、ロボット関連装置・機器等の設計・製作及び各種機械装置の構造物の組立等、装置関連事業を継続する。

<立山第3工場の概要>

正式名称:立山第3工場

所在地:富山県中新川郡立山町利田

土地面積:9,970 ㎡(約 3,016 坪)

構造:鉄骨造/地上2階

延床面積:4,578 ㎡(約 1,385 坪)

 画像:立山第3工場 完成予想図

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