米キャタピラー(CAT)、2021年1~3月の機械小売統計は全世界で13%増、資源産業は横這い、建設産業は17%増

 キャタピラー(Caterpillar Inc.、本社:米国イリノイ州Deerfield)が4月29日に発表した機械の小売統計によると、2021年第1四半期(1~3月)の全世界小売統計は前年同期比で13%増となった。地域別によると、アジア/パシフィックは27%増、EAME(欧州・アフリカ・中東) 5%増、中南米 54%増、北米1%減となった。(グラフはクリックして拡大)

 資源産業(マイニング)は全世界で 横ばいとなった。うちアジア・パシフィック 1%増、EAME  9%減、中南米 85%増、北米は 21%減だった。

 一方、建設産業(一般建機)は、全世界で 17%増となった。アジア/パシフィック 36%増、EAME 11%増、中南米 38%増、北米 5%増となった。

 エネルギー&輸送については、全体で 5%減。Power Gen  7%増、Industrial 4%減、Transportation 40%減、Oil & Gas  9%減だった。

 *なお、キャタピラーは2021年より従来の月別小売り実績を四半期単位に変更したようです。下記のデータは、四半期別の増減です。クリックして拡大。

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